成田空港地域共生・共栄会議では、地域と成田国際空港の更なる相互理解を深めるための協議や地域と空港の共栄に向けた取り組み等を行っております。
本会議は、地域と空港が互いに向かい合い地域と空港の関係を止揚し、より強固な信頼関係をもとに「共生・共栄」という新たな高みに到達することを目指す役割を担っており、委員として学識経験者、地域住民、国土交通省職員、千葉県職員、空港周辺市町職員、空港会社役員が参加して、空港を取り巻く課題等について幅広い議論を行います。
共栄ワーキンググループは、委員として会長、副会長、地域委員(本会議の委員のうち地域住民の委員)の代表、共栄ワーキンググループ専門委員が参加して、成田空港周辺地域と成田空港との共栄策(地域資源の再発掘と地域おこし)について議論を行い、具体的な方策を立案し、実施します。
平成27年9月より、国、千葉県、空港周辺市町、NAAから成る四者協議会において、第三滑走路の新設、夜間飛行制限の緩和等を内容とする成田空港の更なる機能強化について検討が進められ、地域住民を巻き込んだ大きな議論となっています。
このような状況を踏まえ、成田空港地域共生・共栄会議においては、地域と空港との共生・共栄を目指す活動本来の原点に立ち返り、これまでに挙げられた地域住民からの切実な声を汲み上げつつ、成田空港の機能強化をめぐる様々な状況等について議論を重ね、これからの地域と空港との共生・共栄に関する提言をしたところです。
当会議としては、地域と空港とのあるべき関係や目指すべきあり方について、引き続き、様々な関係者と真摯に議論を続けながら、更なる提言をして参ります。
成田空港地域共生・共栄会議では、広く一般から成田空港周辺地域の共栄につながる協働事業を募集します。 選定された事業は、事業実施団体と共生・共栄会議の共栄ワーキンググループが協働で実施することとします。
その他の活動として、視察等の研修会や、「共生委員会記録集」の取りまとめを行ってきています。